道具類&制作工程

離形剤:この粉末を水に溶かし熱したガラスが鉄心に焼きつくのを防ぐ

鉄心:作る大きさの玉に合わせて何種類か用意これにガラスを熱して溶かし巻き取るのが基本
ガスバーナー・エアーコンプレッサー・コテ大小
ピンセット・ケカギ棒
ガラス棒:市販されている物は、自分が知る限り二種類あり、鉛ガラスとソーダガラスがある。それぞれ膨張係数が異なるので二種類のガラスを一つの玉に使用すると使用する量によっては、仕上りで玉が割れてしまう確立が高い。

自分は素人なのでこの様な市販の色ガラスを使用しているが、プロの方は粉末から自分なりの色ガラス棒を制作している方もいるらしい。
ガラス棒:玉に模様をつけるために画像右の太さのガラス棒を鉄心に巻取り細く伸ばした物が画像左のガラス(直径1mm〜2mm)

ベースになる玉は、太いままのガラスを使用する。大きな玉を作る場合は太いガラスを二本溶かし合わせてボリュームを出す事もある。

その他、何色かの色ガラスを使用して金太郎飴のように模様入りのガラスを作りベースの玉に溶かし込む手法もある。
なかなか思った柄が出来上がらないのが良いところなのかも…。
離形剤の塗られた(乾燥済)鉄心をバーナーでよく熱してからガラス棒を最初は遠火で温め次第に熱していく、ガラスが水飴状になったらガラスを巻き取り(何度かに分けて)火の中で熱しながら形を整える。
コテを使用して形を整え、その後模様をつけたり形を変えたりの作業を行なう。
この辺りは、経験してみないと説明不能…。
なんとなく理解していただければありがたいです。
バーミキュライト:出来上がった玉は、一気に冷やすと割れます、この中にそっと入れゆっくりと冷まします。(灰などを使用している方もいる)
 
蜻蛉玉
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